年俸調査結果を発表しました

 選手会では、昭和55年から、年俸について調査を行っております。(S55からS62までは推定年俸)令和6年度についてもこの年俸調査の集計・統計が出ましたので発表させていただきます。

 

 今年の調査結果では、会員支配下公示選手716名の平均年俸が、前年比5.5%(245万円)増の4,713万円でした。

 会員支配下選手の年俸総額は337億4,551万円となり、総額としては昨年の319億128万円(714名)を更新し過去最高となりました。

 リーグ別支配下公示選手平均はセ・リーグが前年比8.2%(371万円)増の4,923万円(362名)、パ・リーグが前年比2.6%(113万円)増の4,498万円(354名)でした。

 球団別支配下公示選手平均のトップは、ソフトバンクの6,806万円でした。

 全体の中央値(716人中358番目)は1,800万円(12球団中6球団が超)、リーグ別の中央値はセ・パいずれも1,800万円でした。

 

 近年、年俸や肖像権収入について球団の格差が大きく広がっていることを課題として選手会でも取り組んで参りました。昨年の平均年俸では、1位と12位の差が4,238万円という結果となっていましたが、今年は1位のソフトバンクと12位の日本ハムの差が3,323万円とここ10年で最も球団格差が小さい結果となりました。キャンプミーティングでの契約更改満足度アンケートや追加参稼報酬の増額などの交渉の成果であると信じ、今後も球団の成長も支えつつ、交渉を継続していきたいと考えております。

年俸調査結果

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