役員からのご挨拶

日本プロ野球選手会ホームページへようこそ。
労働組合 日本プロ野球選手会役員から皆様へのメッセージです。

會澤会長  挨拶

労働組合
日本プロ野球選手会
選手会長
會澤 翼

日本プロ野球選手会ホームページへようこそ。
2021年12月に日本プロ野球選手会会長に就任しました曾澤翼です。
選手会は、選手寿命も短く不安定なプロ野球選手の地位向上のために、雇う側の強い立場を背景に交渉等で不利益を被る選手も少なくなかった状況を全選手が結束することで改善し、プロ野球の明日をつくっていきたいという当時の主力選手を中心とした呼びかけによって誕生しました。

以来、12月、1月を選手にとってのオフシーズンとして明確化することや、一・二軍の入れ替え制限の撤廃、一軍追加参稼報酬引き上げ、そしてFA制度や代理人制度の導入、2004年には性急な球団合併、一リーグ化の動きにファンと共に異を唱え、ストライキを行ってまでこれを阻止し、2リーグ12球団が存続した球界再編問題、ドラフト改革やプロアマ問題の解決など、今の私たち選手の当たり前は、将来プロ野球界に飛び込んでくる若者のために行動した先輩たちによってつくられてきたことを感じさせられます。

「球団と選手は対等でなければならない」「選手一人の問題は全員の問題」「選手会は将来の選手のための組織」といった、あらゆる活動の原点となった基本精神を第10代会長として継承し、さらなる結束で問題解決をしていく決意です。

また選手会は、プロ野球が選手生命を賭した生存競争の場である以上、その前提条件はフェアであるべきという原則にもこだわってきました。FAの登録日数に関わる制度や、戦力外通告時期の統一、グラウンド内のルールも含めて、ある選手には有利に働き、ある選手には不利といった状況が生まれないよう話合いを重ねるなど、プロ野球が選手一人ひとりにとって悔いのないチャレンジの場であるための改善も続けていきます。

設立から三十数年を経てプロ野球を取り巻く環境も変化しています。少子化やプロスポーツの競合の中で、プロ野球をどう発展させていくか、少年たちにとっての憧れの場であり続けるためには何をすべきかを議論し、実現に向けて活動するということも重要です。
その意味では、球団側に選手としての視点から”言うべきことは言う”を貫きながらも、プロ野球の発展のためにはより協調していく必要があります。
選手会がこのホームページを開設した趣旨は、ファンのみなさんからもプロ野球の将来像に関する意見を伺い、よりよい改革に向けた活動をしていきたいという点にあります。
このホームページを通じて、ファンのみなさんからの意見をお伺いし、また、選手の観点から気がついたことをお知らせしていくことによって、ファンのみなさんとともに、よりよいプロ野球に向けて努力していければと思います。何卒ご理解とご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

今後とも日本プロ野球選手会をよろしくお願いいたします。

労働組合 日本プロ野球選手会 会長
會澤 翼

丸理事長 挨拶

一般社団法人
日本プロ野球選手会
理事長
丸 佳浩

2021年12月に一般社団法人日本プロ野球選手会理事長に就任しました丸佳浩です。
一般社団法人は野球振興活動や社会貢献活動などを主な役割とする選手会のもう一つの顔ですが、その使命はますます大きくなってきています。

特に現役選手が持つ発言力や影響力を社会のための生かしていく活動では、2020年に「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」への協力をいち早く表明し、結果的に国内のクラウドファンディング史上最高金額(当時)となる8億超の寄付が集まって社会的ムーブメントとなったことをはじめ、2021年12月には「日本プロ野球選手会災害支援基金(通称:選手会ファンド)」を設立。災害支援のプロフェッショナルをパートナーに「緊急対応」、「復旧・復興」、「防災」といった災害支援のあらゆるフェーズに貢献する活動を始めました。
こうした選手個々の自発的なチャリティへの意識の高まりを受け「スポーツと社会の架け橋」をつくることを目的とした、社会貢献情報発信メディア「Player’s Plus」もスタートしています。

また、選手視点から、野球界の仕組みを時代にふさわしく変えていくという点での最も顕著な実績はプロアマの大きな断絶に終止符を打つこととなった「夢の向こうに」プロジェクトです。
強引なアマチュア選手の引き抜きがきっかけとなったプロとアマの断絶。以来、お互いの不信感からプロとアマチュアとはその技術を共有するどころか、接触することすら許されず大きな壁が立ちはだかっていましたが、2000年代初めごろから、選手たちが「高校球界に恩返ししたい」、「高校球児にエールを送りたい」と声を上げ、選手からの球児向けのメッセージ集が高校に配布され、後に高校球児と一堂に会しての実技指導シンポジウムにつながりました。そうした関係者の尽力により、それまで教員免許を取り、教壇に複数年立つことが条件だった元プロ選手の学生野球指導資格回復も、あらたな研修制度により道が開けることになりました。“野球をひとつに”は、これからも選手会の活動テーマです。

さらに、引退後の選手についても、様々なキャリアサポートや、大学と連携した学び直しのための場づくり、次のステージを考える研修なども行います。最近では野球界に裏方として残るよりも、迷いなく一般社会に飛び出したり、起業する人も増えています。そして野球普及では、オフに現役選手が参加しての独自のファンコミュニケーションイベントの実施や、キャッチボール普及活動、キャッチボールを競技化した「キャッチボールクラシック」の全国展開といった活動、ひとり親家庭の子どもに野球道具を支援する「ドリームキャッチプロジェクト」もはじまっています。
野球への興味の第一歩は、ボールに触れること。そして”ボールを投げられた””バットに当たった”といった体験の積み重ねです。こうしたきっかけづくりとともに、私たちは野球をはじめた子供たちが、いつまでも野球を好きでいてもらえるために何ができるかを考え、どんどん行動につなげていきたいと思います。

皆さんよろしくお願いいたします。

一般社団法人 日本プロ野球選手会 理事長
丸 佳浩

森事務局長 挨拶

一般社団法人
日本プロ野球選手会
事務局長
森 忠仁

日本プロ野球選手会ホームページのスタートは2000年12月。当時は選手会の存在自体を知る人も少なく、会がどのような経緯で設立され、球界で何のために、何をしようとしている組織なのか、それを選手の想いも含めて多くの人に知っていただく必要がありました。

開設以降、さまざまなメールが寄せられるようになりましたが、内容は会への意見だけでなく、スタジアムの席の幅についての要望や、優勝決定方式の新たな提案などさまざま。それを通じて感じたのは、球界にはファンの声に耳を傾けるような仕組みがないという現実でした。私たちはそれを契機により開かれた球界づくりのために、選手会だからこそできることは何かを意識するようになりました。

代理人制度導入、WBCやポスティング制度など野球の国際化への対応、ドラフト問題、FA制度改善、戦力外・減額制限超ルールの策定そしてプロアマ問題。ホームページスタート以降に選手会が直面した出来事はさまざまですが、中でも2004年の近鉄・オリックスの合併に端を発する球界再編問題はその最たるものでした。ファン不在で球団削減、1リーグ化への道を急ぐ経営側に対し“ファンも選手も球界の一員”として声をあげ、行動していった選手会は、やがて多くの世論の支持を得て、結果2リーグ12球団が維持されました。
振り返ればこのホームページを通じ、ファンの皆さんとのコミュニケーションを重ねてきた事もそうした支持の一助になったのではと思います。
2015年9月、志半ばで世を去ることとなった松原徹事務局長時代の選手会は、まさに激動の歴史であり、その渦中で選手の未来、球界の未来のために何をすべきかを、選手たちと共に覚悟を持って決断し続けてきた歩みでもありました。選手会を取り巻く環境も対立や波乱の時代から協調の時代へと変化しつつあります。
視点を変えれば、プロ野球を取り巻く現実は、まさに球界一丸となって取り組まなければならない大きな課題に満ちていることの表れでもあります。
「選手と球団とは対等」「選手を一人にしない」選手会の活動を支える精神に基づき、個々の選手に寄り添いながらも、球界発展の一翼を担う会として、これからもさまざまな課題解決に向き合っていきたいと思います。

一般社団法人 日本プロ野球選手会 事務局長
森 忠仁