
日本プロ野球選手会(以下「当会」)は、日本野球機構(NPB)との協議の結果、FA移籍に伴う人的補償を撤廃し、ドラフト指名権の譲渡による新たな補償制度を導入することで合意しました。
先日のNPB12球団オーナー会議との会談では、選手にとっても、球団にとっても、そしてファンの皆様にとっても魅力あるプロ野球であり続けるために、さまざまな制度の課題にスピード感をもって取り組んでいく必要性が示され、選手一同もその思いを強く共有しました。
人的補償については、運用上の課題もあり、選手からも撤廃を求める声が上がっていました。人的補償がなくなることは、選手にとって大きな意味があると考えています。一方で、新たな補償制度が実際にどう機能するかは、これから見極めていく必要があります。そのうえで当会は、合意できるところから一歩ずつ前に進めていくべきだと判断し、新制度の見直しを2029年シーズンオフに行うことを前提として、今回の合意に至りました。
FAは、選手が長年の努力によって獲得する権利です。今後も、その権利が選手にとってより行使しやすいものとなるよう、新制度の運用状況を検証しながら、引き続きNPBとの協議を重ねてまいります。
日本プロ野球選手会