日本プロ野球選手会では、来る12月17日(火)に、球界再編20年の節目に「ファンも選手も球界の一員です ~あの時何が変わり、何が変わっていないのか」と題したトークセッションを古田敦也氏ら当時を知るOB・関係者及び現役プロ野球選手とともに、東京・銀座の時事通信ホールで行います(18時半開演)。
申し込みは、以下より、12月8日(日)10時より観覧募集開始
https://kyukai-saihen20th.peatix.com
*申し込み開始まで表示されません
先着順 定員180人に達し次第、終了
お一人様、2名まで (重複応募無効)
重複応募や転売防止の要請から、入場時に本人確認をさせていただきます。
■イベント実施概要
●主旨
2004年、当時ファンと選手たちが引き起こした奇跡を当事者と振り返り、またファンと選手が、力を合わせて創っていける未来は何か、その可能性を探る。
●日時:会場
2024年12月17日(火) 時事通信ホール(銀座)
18時開場 18時半開演 終演20時45分予定
●登壇者(予定)
古田敦也氏(第5代選手会長)、礒部公一氏(元近鉄選手会長)、三輪隆氏(元オリックス選手会長)
2004年当時を知る球団関係者、現選手会長會澤翼(広島)・現理事長丸佳浩(巨人)ら現役プロ野球選手等を予定
*また舞台と客席の橋渡し役として、プロ野球に詳しい著名なスペシャルゲストも予定しています
■球界再編問題について
2004年6月、近鉄球団から発表されたオリックスとの合併、パ・リーグが5球団となる衝撃の中で、もう1つの合併、1リーグ化などの動きが取りざたされ、性急な再編に異を唱える選手会と再編を進めるNPBとが、対立構造となり、ファンも巻き込んだその行く末は約100日間に渡る国民的関心事となりました。最終的に選手会がストライキを行い、その結果12球団維持され、楽天球団が東北初のプロ球団として誕生、翌05年はセ・パ交流戦の導入をはじめ、球界改革元年として、各球団が積極的なファンコミュニケーション施策を行うようになりました。
当時の選手は自らの利害より、応援するチームを奪われるファン、職を失う裏方そして将来のプロ野球選手も視野に、何をすべきかを考え、ファンも呼応する形でのムーブメントが起きました。今回のタイトルである“ファンも選手も球界の一員です”はその時のスローガンです。
あの時ファンと選手が起こした奇跡を検証、何が運命を分けたのか、あの年をきっかけに何が進化し、何が変わらないままなのか。なぜMLBとのビジネス規模は開く一方なのか。なぜ日本球界は衝撃的出来事がないと変化しないのか。そしてファンと選手とが幸せな距離感を保ちながら、共に発展のエンジンとなっていくことはできないのかなどを議論し、過去の出来事を掘り起こすことよりも、共に未来を考えていくことを主旨としています。
また第二部では、ファンと選手との心地よい距離、ファンと共にできることをテーマに、ディスカッション。ファンとの新しいコミュニティづくりに関する新たな提案も発表される予定です。
■内容:予定
第1部 「2004年あの時何が起きたのか」
日本中を巻き込んだ再編劇の発端となった衝撃の合併発表からの3か月間を、当時の体験者と共に振り返る
☆何がポイントだったか、何を大事にしたから奇跡が起きたのか
☆今だから話せるエピソード
☆もしも、球団削減を止められなかったら
第2部「ファンと選手との新しい関係 そして未来」
☆ファンにとってもっとオープンなプロ野球はつくれないか
☆現役選手が実感する、未来への変革と期待 何をするか そしてファンとの距離感
☆MLB選手会とNPBの差はいかに生まれたか (MLB選手会からのメッセージ)
☆未来への提言
☆選手会が連携する新たなファンコミュニティの構想発表