「たすかる一歩」を考える防災シンポジウム(東京)に参加しました。
当会は、9月28日(木)に東京・代官山で行われた「たすかる一歩プロジェクト」に参加しました。
これは災害が激甚化し、国や自治体の努力だけでは命が救えないとの危機感が募る中、国民一人ひとりが、災害時に自ら“助かる”意識を持つことが、多くの命を“助ける”につながるという想いの団体や個人が9月28日(木)に東京・代官山のT-SITEに集結し、それぞれの取り組みを共有し、解決に向けた知恵を話し合うものです。
国の被災地支援を統括した元経産省官僚、国民の安心安全を軸とした産業再編を提唱する日本総合研究所の医療防災産業創成協議会、停電した被災地に自然エネルギーによる電気を供給するコンテナ型移動発電ユニットのエヌキューブを開発、選手会の防災イベントへ協力することになったNTN株式会社、地域防災へのアイデアを提案する市民団体等とともに、「選手会ファンド」を立ち上げ、選手の声を通じた意識啓発などに取り組む当会が、パートナーの公益財団法人シビックフォースと共に登壇しました。
森事務局長は、選手が自ら持つ影響力を自覚し、社会貢献をしていく意識づくりを大切にしていることや、今後もさまざまな企業・団体と連携しながら防災への取り組みを大きくしていきたいと語り、“起きるかもしれないことを想定して、準備に万全を尽くす”ことは、野球も防災も同じと締めくくりました。
また10月1日(日)には、秋田県大館市のニプロハチ公ドームで、第4回の「みんなDE防災」が、キャッチボールクラシックの予選会と同時開催で行われ、参加したチームは予選の空き時間で、防災クイズや、心臓マッサージ体験、新聞紙で作る防災グッズや、東京・代官山でも展示されたエヌキューブなども設置され、各ブースをスタンプラリー形式で巡回しました。