「選手会ビジョン2019 〜魅力ある野球界のための好循環を目指して」を発表いたしました。

労働組合ならびに一般社団法人日本プロ野球選手会では、2019年シーズン開幕に先立ち「選手会ビジョン2019〜魅力ある野球界のための好循環を目指して」を発表いたします。

当会は、選手の地位向上のみならず、球界発展の一翼を担う存在として、プロ野球の未来を考え、将来のプロ野球選手候補である少年たちにとって憧れの場であり続けるために何をすべきかを議論し、実現に向けて活動してまいりました。
球界再編問題が勃発した2004年には「プロ野球構造改革案」を提言しましたが、今回の「選手会ビジョン2019」は、同じくプロ野球の未来に対する危機感を希望に変えるべく、会員である選手と、昨年
7月と12月の選手会役員、代表が集う大会や春季キャンプの議論を踏まえて、提言するものです。

全体像は1「野球普及・育成環境の整備」、2「魅力あるプロ野球の構築」、3「引退後の充実」の3つの柱で構成されています。

は、野球が子供たちに野球が選ばれるための施策として「適切な指導方法の普及」のための指導者ライセンス制度の導入。「野球少年の怪我防止」のための育成ガイドラインの策定。そして「ひとり親家庭支援」として、奨学金の創設や野球環境の支援など、野球をやりたくても家庭の事情で厳しい子供を応援できる仕組みを構築します。

は、世界のプロスポーツに比して拘束力の強い現在の保留制度に鑑み、流動性を高め、年代、実力に応じた出場機会をつくるためもので、本年度は特に現役ドラフト制度の創設に注力し、トップクラスの選手以外の多様な選手が納得感のある野球人生を送る支援を行います。

は、出口の安心をつくることで、人生100年時代に躊躇なくプロ野球を目指す環境を作るもので、選手生活と社会人生活のギャップを埋める、現役中からのプログラム作りなども行います。

当会では、今シーズンも含め、今後すべての活動をこの3つの柱に基づく施策に集約させ、危機感を危機感のまま放置せず、率先して球界関係者とも連携し、魅力ある野球界のための好循環を作り出していく所存です。

会長コメント

私たちプロ野球選手は、一人ひとりが悔いのない野球人生を送るために全力を尽くすことはもちろん、これから先も野球が多くの人々から愛され、プロ野球選手が憧れの存在であり続けるために、今、何をすべきかを考え、行動する責任があります。
「選手会ビジョン2019」は、その決意表明であり、多くの球界関係者も同じ想いを抱いていることを信じ、実現に向けて共に努力していきたいと思います。

労働組合日本プロ野球選手会 会長 炭谷銀仁朗(読売ジャイアンツ)


選手会ビジョン2019 〜魅力ある野球界のための好循環を目指して(PDFファイル 884KB)


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