「社団35周年・組合30周年記念感謝祭」を行いました。

選手会は11月25日、グランドプリンス高輪にて「社団35周年・組合30周年記念感謝祭」を行いました。

今年が社団設立から35周年、労組誕生から30周年を迎えるに当たり、いまやプロ野球界に不可欠な存在となった選手会の設立に尽力した先人たちへの労苦を偲び、敬意を表するとともに、30年・35年を節目ごとに支えてくれた関係者への感謝の意思を表すことを目的としたもので、選手会としては初の周年イベント。
歴代の労組選手会長、社団法人理事長を務めたOBや現役選手、来賓、球界関係者ら300人が集いました。

NPB熊崎コミッショナー、連合神津会長、八田日本学生野球協会会長ら来賓の挨拶に続き、選手会の歩みを特別編集した映像ともに、それぞれの時代の歴代会長がトーク。
最初は中畑清初代会長と2代目原辰徳会長が登壇、中畑会長は不安定な選手生活を送る選手のために、組合を立ち上げるまで試合終了後に各チームの代表選手と集まって協議するなどの裏話を披露。オフシーズンの明確化などの実績や、ヤクルトの選手会一時脱退のエピソードなどを振り返りました。原会長は初代の功績を讃えつつ、選手の待遇改善やFA導入に着手したことに触れ、一時代を担えたことは光栄と締めくくりました。

次に登壇したのは岡田、正田会長を経て5代目に就任した古田敦也会長。代理人制度導入、そして04年の球界再編問題に触れ、同じく登壇した立浪和義氏、そしてストライキに突入した交渉に共に選手代表として参加していた井端弘和らとともに、あの1年を振り返り交渉の裏話も披露。
食事も取らずにNPBとの部屋を松原事務局長と往復する中、疲労が蓄積し、交わされた合意文書に気持ちが傾こうとするのを、食事も取りリフレッシュして部屋で待っていた仲間の選手に止められ、我に返った
というエピソードも話していました。

そして第6代宮本慎也会長、第7代新井貴浩会長、現会長の嶋基宏が揃って登壇。
各時代の功績を振り返りながらも、宮本会長が新井会長に次期会長就任をいかに粘り強く迫ったか、そして新井会長も同じようにして嶋会長就任が決まったことなどが明かされ、会場が沸きました。

続いて野球普及などに関わる社団法人(現:一般社団法人)の活動が紹介され、理事長を務めた小久保裕紀氏が、野球の原点、キャッチボールを通じて野球に触れるきっかけづくりに尽力していた頃、子供とキャッチボールをしていただけで警察に通報されたエピソードも明かしていました。

ステージの締めくくりは、この感謝祭を一番楽しみにしていながら9月20日にこの世を去った松原徹事務局長の歩みが紹介され、続いて森事務局長代行が嶋会長、東出理事長とともに壇上に上がり、選手会の歩みを振り返る機会を持ったことの意義と来場者への感謝、今後も“選手のための選手会”として問題解決にあたりながら球界の発展にも貢献していく決意表明がなされました。


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