日本サッカー協会と「夢の教室」実施の連携協定を結びました。

11月2日、選手会はJFA(公益財団法人日本サッカー協会)と連携し、現役プロ野球選手を講師として小学校に派遣する「夢の教室」実施するための連携協定を締結しました。
このプロジェクトは“子供が夢を抱けなくなっている”“子供の自殺も相次いでいる”ことを憂慮した日本サッカー協会が、スポーツのチカラで何かできないかという川渕チェアマン(当時)の発案で企画されたもので、2007年にスタート。
「JFAこころのプロジェクト」として、現役のJリーグ選手やなでしこリーグ選手、サッカー関係者、さらに他種目の現役、OBOGを「夢先生」として、小学校に派遣し「夢の教室」と呼ばれる授業を行い「夢を持つことの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを講義と実技を通じて子どもたちに伝えてきました。派遣される先生は「夢先生」と呼ばれるため、通称ユメセンの名で親しまれてきました。
成功体験を語るのはなく、挫折や失敗に直面した時に何を考え、どう行動したかを講義に取り入れることも大きな特色となっており、過去8年間での実施回数は6994回。参加生徒数は211,971人になりました。
選手会では“プロ野球選手もぜひ講師に”という声に応えるべく、JFAと調整を重ね、球界関係者のご理解・御協力のもと、今オフから実施できる運びとなりました。サッカー界と野球界がタッグを組む記念すべき門出として、そのお披露目はJFAハウスにおいて、調印式を含む記者発表として実施。
JFA側からは大仁邦弥会長、同プロジェクト推進室長の手嶋秀人特任理事が、選手会側からは一般社団法人日本プロ野球選手会を代表し、東出輝裕理事長(広島)、本プロジェクトに参加する増井浩俊(北海道日本ハム)亀澤恭平(中日)そして森選手会事務局代行がそれぞれ出席しました。
野球、サッカーそれぞれの担当記者が詰め掛け、盛況となった会見場では、参加選手発表、そして大仁会長、東出理事長による調印式が行われました。

大仁邦彌会長は「絶大な人気を誇るプロ野球と手を組むことによって、プロジェクトの知名度が飛躍的に高まり、多くの皆さんにスポーツの持つ意義や価値を認識してもらえるのではないかと期待しております」と述べると、東出理事長も「プロジェクトに参加させていただけて本当に感謝しています。子供たちが夢を持つことに向け、選手一同協力して、スポーツ選手みんなで子どもの成長に背中を押していけるように、一生懸命頑張りたいと思います」と力強く答えていました。
 
増井選手は「過去に教員に憧れた時期もあったので、真っ先にやりたいと手を挙げさせていただきました。過去の皆さんの素晴らしい授業を資料で見て少し不安にはなりましたがけど、子ども達に夢を叶えるためのヒントや勇気を与えられたらと思いますし、子供たちに語ることで責任とかも出てくるので、一生懸命やらせていただきたいです」
そして今年、頭角を現した亀澤選手が「自分も教員が夢でした。その夢が挫折したのでプロ野球選手になったわけですが。。。」と切り出すと会見場は笑いに包まれましたが「プロジェクトに参加させていただくことは光栄ですし、何か子ども達に一つでも多くの夢を持って一日を終えてもらえたらと思います」と締めくくりました。

各球団からの本プロジェクト参加選手は以下の通りです。 
東浜 巨(福岡ソフトバンク)・増井浩俊(北海道日本ハム)・田中英祐(千葉ロッテ)・秋山翔吾(埼玉西武)・東明大貴(オリックス)・銀次(東北楽天)
秋吉 亮(東京ヤクルト)・小林誠司(読売)・藤浪晋太郎(阪神)・東出輝裕(広島)・亀澤恭平(中日)・嶺井博希(横浜DeNA)


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