スリランカに南アジア初の球場誕生

日本プロ野球選手会は、日本野球機構との共同企画として、2012年12月23(日)〜25日(火)において、スリランカ民主社会主義共和国に、南アジア初となる球場がオープンするに際し、日本プロ野球を代表してその誕生を祝福するとともに、今後のアジアでの野球振興の足がかりとすべく、両組織共同で、同地を訪問いたしました。
1980年後半から野球が行われ始めたスリランカは、2002JICAより派遣された日本人コーチが指導をはじめることにより、本格普及。現在、同国野球競技人口は約5000人と言われ、2009年アジアカップで銅メダルを獲得するなど、着実にその実力を磨きつつあります。そして今回、同国にとって悲願であった球場は、日ス修好60周年を記念し日本の全面的支援で完成する運びとなりました。

球場は、首都コロンボ市郊外のホーマーガマ地区(コロンボより22キロ)に建設され、両翼90m、中堅120m、今後の整備で4月には内外野天然芝となります。
こけら落としには、神奈川県高校野球連盟の選抜チームが遠征、閣僚らが観覧する中での記念試合が行われました。
また日本野球機構、日本プロ野球選手会双方が、同地での野球普及の大きな一歩となる球場完成を祝福し、今後の野球振興を応援する立場から、井野修審判部長、選手会森忠仁事務局次長らが現地訪問団が、現地関係者との交流を行うとともに、ボール等の寄贈、審判講習会、キャッチボール教室などを通じた技術交流、野球振興などを行いました。

今後は南アジアにおけるハブ球場と位置づけ、アジア全体の野球熱をスリランカから盛り上げる企図を持って誕生した新球場を起点とした両国の野球交流のあり方についても協議を重ねてまいります。
また選手会とスリランカ野球の縁では、3年前の大分におけるキャッチボール交流イベントを通じて、母国の野球普及のために日本に自費留学中の元スリランカ野球代表チーム投手のスジーワ・ウィジャヤナーヤカと出会ったことも大きな契機となりました。
同氏は古い野球道具の母国への送付や、自らの審判技術に務め、それを母国に伝えるなどを行っており、大学卒業後も、福岡のホテルに就職、会社の理解もあり、休日にはアマチュア野球の審判を務め、今年夏の都市対抗野球では福岡県野球連盟からの派遣で、外国人で初めて三塁塁審を務めた経歴を持っています。同氏はこの記念試合で主審を務めました。

日本野球機構 日本プロ野球選手会 スリランカ訪問

日 時  平成24年12月22日(土)〜26日(水)
内 容  12月23日  記念試合セレモニー参加
      12月24日  現地大使主催交流会参加
      12月25日  審判講習会 キャッチボール講習(現地中高生対象)


▲ページのトップに戻る