新井貴浩会長退任会見の内容を全文掲載します。

12月6日、定期大会において新井貴浩会長が退任し、会長職を嶋基宏選手に引き継ぐことが正式に承認されました。
大会終了後の会見は、選手会長として最後のメッセージを述べたいとの新井会長の強い意向で、本人が就任時に掲げた“プロアマ問題”へ憂慮を表す内容となりました。

記者会見での本人のメッセージ全文を掲載いたします。

なお、会見の動画が下記からご覧いただけます。

新井会長退任会見
http://www.cmertv.com/cminfo/?cm=3270

新井会長 会見内容全文  2012年12月6日14時10分

皆様、お疲れ様です。
宮本慎也さんから選手会長を引き継いだ時は不安で、どうしようという気持ちでいっぱいでしたが、松原事務局長をはじめ、事務局の方々、スタッフの方々、選手、ファンの皆さんに支えていただき、4年間何とか自分なりに務めることができたのではないかと思っています。これも、ひとえに今日お集まりいただいたメディアの方々、携わってくれたたくさんの方々のおかげだと感謝しています。

本来ならば、感謝の意を持って退任の挨拶とさせていただきたかったのですが、どうしても選手会長として最後に一言言いたいことがあります。

4年前に僕が選手会長になった当初、最大の目標としてプロアマ問題を掲げました。
そういった中で、これは、古田会長、立浪理事長、宮本会長、小久保理事長の時代からずっと続く、野球界にとって最も大きな問題のひとつです。
その諸先輩方が頑張っていただき、僕の代でその意思を実現したいと臨んだ4年間ではありましたが、なかなかうまくいくこともできないまま、嶋会長にバトンを渡すことはすごく残念です。

先日、プロアマ協議会(11月12日の学生野球資格に関する協議会)に井端理事長と一緒に参加したのですが、4回目という中で、高野連の理事の方の発言、また対応には、本当に納得できませんでしたし、不満を感じました。

僕たち選手会はシンポジウム「夢の向こうに」をやってきたわけですが、8年間で全国都道府県を回り、直に関係者の方、球児と触れ合ってきました。
球児の真剣なまなざし、嬉しそうな顔、何より純粋に野球をもっと上手くなりたいという気持ちに心を打たれ、もっともっと野球を教えたい、どうして野球を普通に教えることができないのかとの思いがますます強くなりました。

そういった球児たちの野球をうまくなりたいという気持ちを、高野連の方々がどうお考えで、どのようにしていかなくてはならないのかと考えているのか。
まったく進んでいないプロアマ問題の現状、進ませようとしない現状にすごく残念な思いでいっぱいです。

それも含めて、さきほどの定期大会で選手会としてさらに強い姿勢で、さらにスピード感を持って、プロアマ問題にあたっていくということを選手全員で決議したことを、皆様にご報告させていただくともに、退任の挨拶とさせていただきたいと思います。

ありがとうございました。


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