12月2日(日)「ベースボールクリスマス 2012 in 宮城」を行いました。

2012年12月2日(日)宮城県仙台市の日本製紙クリネックススタジアム宮城で、選手会で最大規模のファンイベント「ベースボールクリスマス 2012 in 宮城」が、現役選手26名およびOB、審判員、女子野球日本代表などの野球人を中心に開催されました。
通算6回目、震災被災地においては、07年の中越沖地震の新潟県、昨年の福島県いわき市に続いて3回目の実施となる今回、寒さ厳しい中でも晴天には恵まれた会場では開場時間の9時半には列ができるなど、年齢・性別問わずさまざまなファンが来場。
12球団の選手がそれぞれのユニフォーム姿で集うイベントへの期待感を伺わせました。
10時半からの開会式では、来賓として、三浦秀一宮城県副知事、文部科学省から文部科学省スポーツ・青少年局担当審議官の山脇 良雄氏が挨拶。
2年目の冬を迎える被災地の方々を案ずるとともに、被災地との絆の大切さ、スポーツの力に触れ、また2020年の東京招致実現を契機に、五輪競技で野球が復活することに向けて共に頑張りたいとの想いを伝えました。
恒例の審判員による「開会コール」は、高校時代に野球と出会い、スリランカ野球代表チームでピッチャーを務めたスジーワ・ウィジャヤナーヤカさん。
彼は母国スリランカで野球を普及させるために大分県の立命館アジア太平洋大学へ自費留学。学業のかたわら、審判技術を学び、現在は福岡のホテルに就職しながら、休日にはさまざまな試合で審判を務め、今年は、都市対抗野球本大会の審判にも選ばれた“野球人”です。
彼がNPB審判員9人を従えてプレイボールのコールをすると、始球式には石巻市立牡鹿中学校の佐藤瑞保さんが登場。
彼女は今年の7月21日に東京で行われた、ロンドンオリンピック日本選手団の壮行会に参加し、自分たちが作った「流木がれき」で出来たお守りを選手団にプレゼント、選手の活躍とともに多くの学校の校庭が「がれき」の集積場となり、スポーツができない現実も残されていることを知ってもらおうと壮行会でメッセージを読み上げました。
スポーツ少年団ではずっと野球を続けていたという佐藤さんはユニフォームで登場。
嶋選手とバッテリーを組み、新井選手会長へ渾身の一球を投げ、イベントは開会しました。

最初のお楽しみは11時からの「選手とキャッチボール」。
26人のプロ野球選手と、長蛇の列をつくった来場者とのキャッチボールです。
1回終えても時間が許す限りチャレンジできるので、ワクワクしながら列に並び直す姿も。
途中で水上善雄講師によるキャッチボール基礎講座もあり、新井選手と浅村選手を見本に“最初は一礼から”“いいボールにはナイスボールの掛け声を”などもレクチャーされました。

12時からはグラウンドを使って、守備などプロの凄さを、実際に解説付きで見られる「プロの技を見てみよう」を実施。
トークイベントのコーナーでは、10人以上の選手が子供たちの質問に答えていましたが、中には「DeNAはどうしたら強くなりますか」「楽天からオファーがあったら来てくれますか?」など生々しい質問に選手も苦笑する一幕もありました。

13時からは再びグラウンドに来場者が入り、それぞれのコーナーでのアトラクションを楽しみます。「投球を審判にジャッジしてもらおう」は、選手にアドバイスを受けながらキャッチャーに投球、それを審判がジャッジする選手会イベント定番の人気コーナー。またフィールドシートでのファンが選手に何でも質問できる触れ合いコーナーも人気を集めていました。
一方、このベースボールクリスマスは、選手会がキャッチボールの正確さとスピードを競う「キャッチボールクラシック」(9人1組のチームが、2分間で何回キャッチボールができたかを競う)の東北決勝大会も行われるということで東北6県に加え、埼玉、愛知、新潟、神奈川、茨城県から選抜された中学生チーム全40チームが集結。12時半にはグラウンドで開会式を行なったのち、外野で予選会も行われ、14時半にすべてのグラウンドのアトラクションを終了後に、16チームによる決勝大会が行われました。
昨年のいわき市でのベースボールクリスマスで行われていたよりも遥かにハイレベルとなった決勝は、東北勢を僅差で抑え、神奈川県の桐蔭中学Aチームが優勝。その後、マドンナジャパンや審判、そしてプロ野球選手選抜A,B、いわき市小学生大会優勝チームなどでのエキシビジョンマッチが行われ、辛くもプロ野球選手Aチームが優勝。昨年のエキシビジョンマッチではプロが敗れる波乱があったため、リベンジを果たした形になりました。
この「ベースボールクリスマス 2012 in 宮城」の模様は、今後ブログでフォトギャラリーとして紹介していきますのでお楽しみに。


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