平成12年から始まった「アオダモ資源育成の会」主催の植樹祭ですが、日本プロ野球選手会は平成13年から毎年選手数名が参加し、バットの資源となるアオダモの苗木を植樹しています。
今回は、第1回の植樹祭に参加した古田敦也氏(元ヤクルト)と第2回に参加した岩本勉氏(元日本ハム)に参加していただき、地元の中・高・大学野球部員と植樹を行うとともに、過去に植樹した苗木の成長を検証してもらいました。
今回の「アオダモ植樹祭」では12年目の苗木(約1m)を植樹しましたが、このアオダモは成長が遅くバットとして用いられる成木になるまでには60年から70年かかると言われています。さらに、鹿の大好物ということで、苗木の間に食べられるというリスクも伴います。この日は200本の苗木を植えましたが、これまで選手がかかわった約2400本のアオダモが無事に成木になることを願ってやみません。