「ベースボール・クリスマス2011 IN いわき」に5000人が来場

〜ベースボールキャラバン岩手・ベースボールキャラバン宮城も同日開催

選手会は被災地向け事業として12月4日「ベースボール・クリスマス2011INいわき」
をいわきグリーンスタジアムで実施しました。地域の野球指導者の子供たちに希望をという思いと、選手会が子供を生み育てる環境づくりを考える“キッズデザイン”とのコラボレーションを選手会がはじめたこともあり、野球のチカラで福島との絆をつくるべく、主旨に共鳴したいわき市とともに実施したイベントです。

●フラガールに出迎えられた11人の現役選手

選手会長の新井貴浩(阪神)、理事長の井端弘和(中日)という選手会を代表する2人を中心に、大島洋平(中日) 藤村大介(巨人) 丸佳浩(広島)、新沼慎二(横浜)、長谷川勇也(ソフトバンク)、平野将光(西武)、伊藤光(オリックス)、菊池保則(楽天)、大松尚逸(ロッテ)の11人。ファン感謝デーと重なるため欠席となる北海道日本ハム・東京ヤクルトからはOBの水上善雄、寺村友和の2名が参加、審判は山崎夏生 川口亘太 有隅昭二 小林和公 本田英司 敷田直人 秋村謙宏 山路哲生、山口義治 長井功一の総勢10人です。開会式を彩るのは地元スパリゾートハワイアンのフラガール。登場する選手にはレイが掛けられ、フラガールから直伝のフラダンスのステップをレクチャーされた選手の列が左右に波打つ光景に、笑いと喝采が起きる一幕も。地元色豊かな開会式に続き、来場者とのキャッチボールを開始。参加者が選手に思いを込めた1球を届けます。後半は選手がキャッチャーの構えをして、審判が参加者の投球をジャッジ。福島の方々が初めて体験する贅沢なキャッチボールに歓声があがります。

キャッチボール終了後は「キッズデザインコーナー」を選手全員で訪れ、子供の安心・安全に配慮したつくられた製品を体験。スキンシップによって通電を感知する電子楽器や、子供が生まれたばかりの井端選手は、ミルクが目に逆流しない哺乳瓶を持ってフォトセッションに参加していました。

●史上初、選手・審判のトーク、フィナーレは福島発のキャッチボールクラシック

午後は「日本シリーズの舞台裏」と題したトークショー。中日井端とソフトバンク長谷川に、審判も加わり、日本シリーズをジャッジする誇りと責任の重さ、それぞれの地元チームの熱狂の中でのプレッシャーなどを語っていました。第2部では新井、藤村、大松らに女子野球日本代表選手も加わり、イベントテーマであるキッズデザインのコンセプトでつくられた製品を見ながら、子育てについて語るシーンもありました。そしてフィナーレは、福島の中学校野球指導関係者と進めるキャッチボール競技化プロジェクト「キャッチボールクラシック」決勝戦。9人1組が2分間でできるキャッチボールの数を競うこのイベントに福島6地区から27チームが参加。122回の好成績で優勝したいわき市立平第一中学校は、プロ野球選手代表チームも僅差で撃破、大いに沸きたちました。閉会式では、避難地域からいわきに転校してきた野球少年から返礼のメッセージが届けられましたが、新井会長は「正直、どんな表情なのかと不安だったが、子供たちは最高の礼儀正しさと笑顔で迎えてくれた」と感激。福島との絆を深めていく思いを選手たちと共有しました。今後は「キャッチボールクラシック」の普及を通じ、福島との連携をさらに深めていきたいと思います。

●同日開催の「ベースボールキャラバン岩手」「ベースボールキャラバン宮城」
岩手、宮城では「ベースボールキャラバン」と題して、岩手は銀次(楽天) 工藤隆人(ロッテ) 藤川俊介(阪神) 松井雅人(中日) 大原慎司(横浜)の現役に、OBの松沼雅之(元西武)、審判の西本欣司、栄村孝康、橋本信治が参加、陸前高田市立長部小学校仮設グラウンドと大船渡市の三陸総合運動公園グラウンドを巡回。宮城は木村謙吾(楽天) 摂津正(ソフトバンク) 星孝典(西武) 嶋重宣(広島) 橋本到(巨人)、岸田護(オリックス)の現役に加え、中村稔、佐々木昌信、石山智也ら審判、そして楽天球団の協力で、愛敬、鷹野ら楽天ジュニアコーチも参加。キャッチボールを通じた交流だけでなく、地元の炊き出しで昼食を一緒に食べたり、被災で思い出の写真が流れてしまった方々も多い地区であったため、記念写真に丁寧に時間を割く交流を行いました。


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