「キャッチボールしようIN東京」を開催しました。

〜快晴のなか多くの方がプロ野球OB選手とキャッチボールの楽しさを体験しました。

手会は5月15日(土)、東京都調布市のNTT東日本研修センターにて「キャッチボールプロジェクトIN東京」を開催、2010年のキャッチボールプロジェクトをスタートさせました。
前日までのさっぱりとしない天気が嘘のように晴れ渡った青空のもと、親子、カップル、少年野球チームなど、約300名の方が参加。田野倉利男(元中日)、松沼雅之(元西武)、水上善雄(元ロッテ)、寺村友和(元ヤクルト)、そして森忠仁 (元阪神)というコーチ勢の指導のもと、キャッチボールを楽しみました。

開会式、そして選手会恒例のウォーミングアッププログラム・コーディネーショントレーニングで体を温めたあと、松沼コーチが、体の動かし方、目線、ボールの握り方など、キャッチボールの基本を披露。そしていよいよ参加者の皆さんによる自主練習がはじまります。
広い会場いっぱいに参加者が広がり、2人1組になってのキャッチボール。コーチ陣は参加者の間を巡回し、個別にアドバイス。一通り実践した後にあらためて練習を止め再集合。参加者の皆さんに、改めてキャッチボールのコツを伝授しました。

まずは小さなお子さんに対して
“怖がらないでボールをしっかりと見ましょう。そして、獲るときはできるだけ両手で。獲ったらすぐにボールに蓋をするようにしてください。初心者の子は、難しかったらとりあえず片手で獲ってももちろんOK。でも、できるだけ早く蓋をするようにしましょう。投げるときは、自分勝手に投げてはいけません。相手が獲れるように、相手のことを思いやって投げることを心がけてみてください。そうしたらキャッチボールは長く続きますよ”

次はお父さんお母さんへ。
“自分のお子さんに、上から思いっきり投げることはしないように(笑)。怖がってしまいます。何よりも大切なのは、お子さんが怖がらないように投げてあげること。最初は下投げでもいいので、やわらかくて獲りやすいボールを投げてあげてください”

そして少年野球のメンバーには厳しいエールが。
“君たち、うまいと思っているかもしれないけれども、僕から見たらまだまだ!基本を大切に、もっともっとがんばれ!”

指導を受けた参加者の皆さんは、もう一度広がってキャッチボール。先ほどよりも丁寧にボールを投げ合うだけでなく、獲りやすいボールを投げるために相手に“いくよ!”と声をかけてから投げる人が多くなっているのが印象的でした。声をかけ合うのも思いやりの心の現われ、キャッチボールではとても大切なことの1つです。
ひとしきり参加者の皆さん同士でキャッチボール練習を行った後は、コーチ陣と1人ずつキャッチボールを行うコーナー。選手会のキャッチボールイベント恒例のコーナーで、参加コーチが個性豊かに個人レッスンを行うとあって、毎回非常に人気があります。
例えば水上コーチは、特に初心者には「褒めること」と「成功体験をしてもらうこと」を大切にした指導を行います。この日も、ボールがなかなか獲れない男の子に、“惜しい!もうちょっとでいけるぞ!うまくなってるぞ!”と励ましながら、規定回数を越えてもボールを投げ続け、最後には“これなら大きいから獲れるぞ!”と自分の大きなグローブを渡して獲らせ、“うまいうまい!”と褒めていました。大人からすると少し大げさな声かけのように見えますが、子どもにとっては大人が自分のことをしっかり見てくれて、できるまで励ましてくれ、その結果として成功を味わい、そしてそれに対して大人がたくさん褒めてくれるということは、とてもとても意味のあることだと水上コーチはよく言います。そんな水上コーチの子ども目線の姿勢は、周りで見守っている親御さんにも伝わっていたようでした。

一方、田野倉コーチの指導の特徴は、ボールの握り方やフォームなどの徹底指導!足の上げ方1つ間違ってもイチからやり直させるというスパルタ指導が、特に少年野球や大人の参加者に好評を得ていました。今回初めてボールを握った20代女性も、まったく届かない、あるいはあらぬ方向に暴投してしまっていたのが、田野倉コーチの熱血指導により、まっすぐコーチの胸に届く美しいボールを投げることができるようになり、ご自身が一番驚きつつ、とても喜んでいました。キャッチボール初心者の女性が、正しい投げ方を教わることでキャッチボールが楽しいと思えるようになった、というのは、選手会のキャッチボールイベントでよく聞く感想の1つです。

コーチとキャッチボールを行うコーナーの後、ゲーム形式で習ったことを復習、あっという間に時間は過ぎ、閉会式を行って解散となりました。閉会式でコーチ陣が“自分が一番楽しかった”と楽しかった度合い競争をし出して会場を沸かせるなど、終始わきあいあいとしたムードで笑顔あふれるイベントになりました。

次回開催は夏ごろを予定しています。日程や場所などが決定しましたら、選手会ホームページでお知らせしますので、皆さん楽しみにしていてください。

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