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選手会では、毎年春季キャンプ中に各球団をまわり、選手の年俸に関する調査を行っています。
2004年度についても、この年俸調査の集計・統計を行いましたので、その結果をご報告いたします。
今年は、支配下公示選手の平均年俸が、前年比8.3%アップの3,805万円でした。このアップ率は、減少傾向にあったここ数年(昨年1.6%の過去最低)に比べ、大幅なアップ率と言えます。
また、中央値(751人中の376番目の年俸)は、昨年の1,400万から100万上がり1,500万円となり、追加報酬額と同額になりました。
今回の調査で注目すべき点は、昨年の調査で差の少なくなっていた出場登録選手とそれ以外の選手の年俸の格差が、一昨年以上に広がったという点です。
年齢別の人数を見ると、若年層の年俸が減少したのに対して、36歳以上のベテラン選手が18.8%と大幅に伸び、平均年俸も1億円を超えました。
球団別では、昨年リーグ優勝した福岡ダイエー、阪神そして横浜に大きな伸びが見られますが、注目すべきはパ・リーグ下位3球団、特に北海道に移転した北海道日本ハムファイターズの伸びです。これは補強のたまものであり、プレーオフ効果といえるのではないでしょうか。
しかしその一方で、セ・リーグとパ・リーグの平均年俸の格差は、昨年と比べ一段と広がり、選手の流れはセ・リーグ、しかも特定の球団へという状況になっています。
野球界全体の繁栄のためにも、選手の移籍が限られた一定の方向ばかりに向かう現在の状況を改めたり(移籍の活性化)、交流試合の開催などにより、もっと新鮮で魅力ある野球界を作っていくことが、今最も必要なことであるといえるのではないでしょうか。
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