JPBPAの活動について

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■第3回「プロ野球の明日を考える会」


海老沢   この間もW杯見てたら、藤井と阿部のバッテリーでキューバ戦のとき間が長すぎて、キューバのバッターは何回も打席外していたよね。国際を基準にする必要はないと思うんだけども、ちょっと常識的に考えて、長すぎると思う。日本は、あの間がね。

石田   あと、いい審判を選手会で選んだりすることってできないんですか?

古田   あの去年と今年、審判を評価するってことで、一応選手にアンケートを取ってるんです。色々あってまだHPに載せてないんですが。

石田  
審判っていうのは、後押しがないと。ボールと判定するとモラトリアムにできちゃうんで、先へ先へ送れるんですけど、手をあげることに関してはやっぱり勇気がいるって言うんですよね。手をあげることを後押しをしてやるために、広くしたんだったら、本当に広く取った審判は誰なのかというのは選手が一番実感していると思うので、そういうことを知りたいですよね。

黒木   絶対数が少ないっていうのが一番じゃないですか、審判の。

古田   っていうか、先ほど石田さんがおっしゃられて、僕キャッチャーやってて、際どい球をボールというのがいい審判だって言われてるのはやはり……。

長谷川  
アメリカの審判は「ストライク!」ってかっこつけて言って三振を取りたいんですけどね。

古田   だからボールって言う審判が増えてきて、年々ちっちゃくなってきている。

石田   怖いんですかね、それは。「ストライク、三振!」って言ってバッターに文句言われるのが。バッターのほうが近いですもんね。

古田   そういう「ボール!」って言うのがステータスみたいなね、あるんじゃないかと思います。昔の僕が入った頃の、ベテランの人とか、ボールひとつ外れていても、「ナイスボール」とか言って、「ストライク!」とか言ってたからね。「ストライク、ナイスボール、いい球だ」とか言って。昔はあったけどね。でも今は、逆にテレビでしっかり見られてるというのもあってね、そういうのであんまりいい加減なことはできないと、そういう教育されているから、きっちりきっちりと逆に真面目な審判が増えてきて。

谷沢  
やっぱりね、巨人の選手は広いんだよね。みんなそれに合わせればいいんだよね。

筑紫   でも例えば、選手会で今年のいい審判とか表彰したりですね、ワーストを言ったりすれば。

古田   ワーストを出すのは、やっぱりどうしようかって思って。

筑紫   いい審判だけでもいいから褒めてやるとか、それがプレッシャーになると思うんですよね。

古田   だからアンケートは取り終わっててですね、出来上がっているんですよ。いい加減な人は選ばれないってう感じですよね。

長谷川  
ゲームを速くすることを考えているわけだから。ゲームの速い審判を表彰するのがいいわけでしょ。そうでもないんですか、しっかりやるほうがいいのかな?

古田   でも、どうなんすかね。それも人によって感じ方が違うから。

長谷川   こいつ、いっつも長いっていう審判おるもんね。たとえば11−0の試合に、ちょっとぐらいのボールはストライクでいいと思うんですよ。その辺も審判に教育してもらって、 本当はダメなんでしょうけど

古田   そうなのよ。それは俺もその辺は言っていて、だいぶ浸透しているんだけどさ。それに関してはさ。 では他の話題を、南原さんや乙武さんのほうから

南原  
僕はテレビの世界で仕事をしてまして、テレビの人間として、プロ野球とか見ているんですけど、今、個人視聴率とか出てきているんですよ、どの世代が見てるのかというのが出るんです。プロ野球の場合、ゴールデンタイムなんですけど、見ている層が、50歳代、60歳代。キッズといわれている14歳から12歳や「F1」層という若い女性のところ、ま、ゴールデンタイムで1番数字を取るという、スポンサーが1番喜ぶ、購買層のあるところが全然見ていないんです。それは何年も前から結果として出てきてて、あれ、プロ野球やばいかなと思って、実際に巨人戦見に行ったら、スーツ姿が多くて、招待客が多くて、あらら、子供たちは来てないなと。外野にはちらほらといるんですけど、内野席はほとんどいないんですよ。あらら、プロ野球はどうなるのかなと思ったら、大リーグが始まって、大リーグを見ている層に聞いてみると、僕の周りにもいるんですけど、おじさんなんですけど、おじさんは何で見るかといったら、日本人が海外で頑張ってる姿、野球自体はそんなに見なかったけど、日本人が海外で頑張っている姿はわかりやすいと。だから見てるって。だからプロ野球自体が、ここから大相撲のほうに行くのか、もっとゴールデンタイムで通用するソフトになるのか、という決断を迫られてるのかなと思います。僕らバラエティーやってますけど、バラエティーも年々変わってきてて、どんどん親切にしなければ、見てくれないんですよ、お客さんが。あのテロップをバンバン出したりですね、次はこうなるああなるとかですね、親切に音を消してでもわかるような感じでやらないと見てくれなくなっている。のに、プロ野球中継を見ていると先ほどおっしゃったように長くて、いつ終わるかわからない。あら、ソフトとしてはどうなのかな? と。ほかのゴールデンタイムやってるソフトに負けるんじゃないのかな? という懸念がありまして……。で、こないだ福岡に行って、「あっ」と思ったんです。「F1」層が見にきているんですよ、福岡ドームには。若い女性もいるし、子供もいる。あ、ここは東京の球場とは違う感じがする、それで福岡の視聴率はどうですか? と聞くと、18パーセントぐらいある、巨人戦はやっていない。「はっ、巨人戦はやっていないんですか?」って聞くと、「やらない。なんで巨人戦見る必要があるの、ダイエーがいるもん」って。僕はそれを聞いて、これが今、一番新しいとこじゃないかなと。全国を見るというより、おらがチームを見て、応援して、自分たちの声援が届いている人たちが活躍していて、また行こうという。あっ、もしかしてプロ野球はこういう福岡みたいにフランチャイズがあって、子供が来て、「F1」層が来てということしか、逆に生き延びられることはできないんじゃないのかなと思ったんですけど。

石井  
僕と黒木くんで対談したときも、そういう視聴率の話になって、だからプロ野球の視聴率が減った、減ったと言われるけど、減ったのはジャイアンツの試合だけであって、今BSとかで各地方でもいろんな球団の放送をしているじゃないですか。それが分散しただけであって、その福岡みたいに、ジャイアンツ戦を映さない、福岡(ダイエー)だけっていうのが。

古田   やっぱでも、全体で下がっているのは下がってるんちゃうんかな。先ほど言われたように、子供たちにもうちょっとわかりやすくやっていかないと、将来的にはね。

石井   勝手なこと言って申し訳ないですけど、視聴率のことを考えたら、録画でもいいんじゃないかと。ゴールデンタイムにはもう映さないで、9時ぐらいから、終わるぐらいにいいとこだけを流すとか、点数が入ったときだけとか。視聴率は下がるかなあ。

南原   僕、録画で見たことあるんですけど、つまんなかったですね、全然。マニアな奴は、何回も巻き戻して見てそれも大切だからいいと思うんですけど、なんかつまんなかったですね。

谷沢   若者は、プロ野球のゲームというのは気になっているんですよ。というのは、携帯で全部途中経過を見れる、というか知りたくてしょうがないですもんね。

長谷川  
再放送のとこだけするというのはありだと思う。例えばアメリカだったら、レイカーズのゲームを第4クォーターだけをいつも次の日の1時にやったり、そういうのを見れない人もいるので、それは別に間違いではないと思う。でも生は絶対やる。

筑紫   ダイエーの成功というのは確かにすごい。僕もプロ野球はダメだと思っていたんだけど、僕は九州の地元の出身なので、この十何年間か、郷里に帰るたびに、自分の周りが変わってくるんですよ。僕は、ダイエーは率直に言って、九州の我がチームという感じがしないの、西鉄ライオンズのファンだから。で、広島に移籍したんだけど、西寄りに。だけど見事なもんですよ。つまり年毎に浸透の仕方が違う。で、ご存知のように、プロ野球のプロじゃない経営のプロが入ってきてやったでしょ。最初は摩擦だらけで、内部はこんなものプロ野球に持ち込んでなんだ! という話があったわけだけど。リクルートで成功されていた方が入ってきてやったことなんですけど、やっぱり地域と子供への働きかけ方っていうのは凄いですよ。僕の郷里は福岡から車で1時間ぐらいあるのですが、本当に日常に今日はダイエーはどうしたとか、日常会話で凄い広がっているのね。だからやっぱり明日は全然ないわけじゃないんだと思う。 僕がいいたいことで言えば、例えば、応援団なんていうのは古いチームであればあるほどこれに対する、球団としては応援団を買っているのでしょうけど、広いファンを広げるためにはマイナスしか作用してないんじゃないかって思うんです、ほとんど。あの今日、Yahoo!スポーツで集めたやつ持ってきたんですけど、ひどいですよね。試合見れないし、それから強制されるし、いろんな目に遭うっていう。僕はあのファンとしてやるべきことっていろいろあると思って、それは後で議論してほしいと思います。 ただ、ダイエーを見てるとやりようはあるんだなってことは一方で感じますね。僕はドラゴンズや広島もそうあるべきだと思うんです。ただ今でも残ってますよ。

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